はじめに
こんにちはブロッサム佐藤佑哉です(^○^)
以前、ブログでカラーリングの
施術をさせていただいたお客様をご紹介したのですが、
改めて、髪の色を変えるものとは
どのようなものがあるのかを皆様に知っていただきながら、
私自身の知識の整理もしていきたいと思います^ ^
①ファッションカラー(アルカリカラー)
おしゃれ染めとも言われています(^○^)
1剤と2剤を混ぜることで、薬剤の反応が始ります。
髪に塗布する事で、表面のキューティクルが開き、
その隙間から薬剤が内部に浸透していき、脱色と同時に色を発色させていきます。
メリット
- アッシュ(青)、マット(緑)ピンクなどカラーバリエーションも豊富です。
- 鮮やかなカラーを楽しめます。
- 様々なカラーリングの表現が可能になります。
デメリット
- 色持ちが悪い(白髪染めと比べると)
- 白髪が染まりづらい
②グレイカラー(アルカリカラー)
白髪染めとも言われています(^○^)
髪の染まる仕組みはファッションカラーと同じになります。
なかでも、白髪を染める為にブラウン味が多く配合されていると言われて、
ファッションカラーに比べると同じトーンでも濃く見える場合があります。
グレイカラー剤も日々進化しており、現在では沢山の色味と明るさを表現できる様になってきました^ ^
メリット
- 1度のカラーリングで白髪をしっかり染める事ができる。
- 色持ちが良い。退色しづらい。
デメリット
- ファッションカラーの様なクリアな発色をしづらい。
- カラーチェンジをしづらい。また、暗く染めた場合に褪色が遅く、
明るくカラーチェンジをする事が困難な場合がある。 - 頭皮に触れる事で負担がかかります。
これはアルカリカラー全般に言えることですが、
薬剤を使うという事は、当然ダメージもします。
またジアミンによるアレルギー反応のリスクもあります。
③マニキュア(酸性カラー)
髪の表面に色味をコーティングします^ ^
アルカリカラーのように、髪の内部に浸透したり、
脱色をして発色をするものではないので、
髪を明るくすることはできず、地毛をベースに自然な仕上がりになります^ ^
メリット
- 髪や頭皮へのダメージが少ない。
- 酸性の効果により髪にハリ、コシを与える。
- 原色に近く、色が鮮やかにみえる。
デメリット
- 髪の表面に付着しているので、色落ちしやすい。
- 白髪は染まってみえるけれど、黒髪はほぼ黒いまま。
- 髪の表面がコートされる事で、内部に浸透しづらくなるので、
アルカリカラーでのカラーチェンジが難しくなる。
④塩基性カラー
ヘアマニキュアと同様。
髪の内部まで浸透せず表面に色味をコーティングします^ ^
髪と薬剤の性質から、マニキュアはダメージのない健康な髪に吸着しやすく、
塩基性カラーはダメージがあり、すでに染まっている
毛先やブリーチをした髪に使用すると吸着しやすくなります(^○^)
メリット
- ダメージが少なく、カラーの発色までの時間が短い。
- ビビッドな発色が楽しめる。
- ジアミンが入っていない。
デメリット
- 色持ちがあまり良くない。
- 白髪への染まりはあまり良くない。
- 明るくする効果ないのでハイトーンカラーやブリーチなど、
ベースを明るくする必要があります。
⑤ヘナ
植物性の天然色素を使って髪を染めるため、
連続して施術しても髪や頭皮にダメージが少ない。
植物性の着色染料なので基本的に黒髪は明るくならないで、
白髪に色が吸着するという性質があります^ ^
メリット
- 髪にハリ、コシを与える。
- 髪や頭皮にダメージが少ない。
- 化学染料に抵抗がある方。
デメリット
- 黒髪を明るくする事ができない。
- カラーバリエーションが少ない。
- 植物性アレルギーの方は施術ができない場合もあります。
まとめ
紹介させていただいた薬剤は、代表的な薬剤の種類でもあり、
ごく1部の種類かもしれません。
どのような目的で髪の色を変えるかで、
使用する薬剤も選んでいく必要があるのかもしれません。
髪の色を変えるか考えている方は
いつも担当している美容師さんに相談する事も良いと思います(^○^)
髪の色だけではなく、どの薬剤を使用するかで
頭皮の状態やアレルギーなどの事もアドバイスをしてくれて、
みなさまに合った、カラーを楽しませてくれると思います(^○^)
その他、スタイルやスタイリングを
日々研究しています^o^
何かわからない事がありましたらいつでも
お気軽にご相談下さい^o^